エンジニアリング組織論への招待の5章を読んだ

エンジニアリング組織論への招待の4章を読んだ
の続編

5章は技術組織の力学とアーキテクチャ
この章で最後です
以下、感想


・労働生産性
労働生産性 = 付加価値額 / 従業員数

IT業界だと
投資フェーズは労働生産性が低くなり
回収フェーズだと労働生産性が高くなる
組織の効率性を表す指標としてはあまり向いていない

・ガルブレイスの情報処理モデル
組織成果は情報処理能力と情報処理必要量が必要

・組織の情報処理能力
個人の情報処理能力の総和が組織全体の情報処理能力にはならない
コミュニケーションが必要であるため

 

・権限と説明責任
責任はあるが権限がない状態では、責任を負わされることに嫌気が差す
権限はあるが責任はない状態では、上司は何をやってるか判断できない

・権限委譲レベル
レベル1:命令する
レベル2:説得する。どうしてやるのか説明する
レベル3:相談する。意見を求める
レベル4:合意する。合意をすることで権限が同一になる
レベル5:助言する。命令ではないので聞き入れる必要はない
レベル6:尋ねる。説明責任がある
レベル7:委任する。尋ねた時のみ回答する

 

・コードが負債になるかどうか
このコードが負債になるのか負債にならないのか
という点を設計に盛り込むのは不可能。
なので、要件を実現する適切でシンプルなコードを書くべき

・内部構造の4現象
見えてプラスの価値:新機能
見えてマイナスの価値:バグ
見えないがプラスの価値:アーキテクチャ
見えないがマイナスの価値:技術的負債

・技術負債の計算方法
クラウス・シュミットによる数学定義がある
機能追加時に
理想的なシステムの場合の追加工数と
現状でかかる追加工数
この差が技術的負債

重要なことは
技術的負債には機能追加が必要だということ

・技術的負債という言葉がなぜ生まれたか
追加機能の情報非対称性
アーキテクチャが見えないという情報非対称性
この二つの情報非対称性が生み出すのが技術的負債
解決策はコミュニケーション

・技術的負債の可視化
アーキテクチャの可視化
循環的複雑度の可視化
依存関係の分析

将来要件の不確実性
仮説・戦略の透明化
ユビキタス言語の作成

 

・外注のコスト
探索のコスト:外注選定にかかるコスト
交渉のコスト:契約関係のコスト
監督のコスト:外注先のマネジメント

 

・OKR
目標と結果を掲げる手法
一例
目標:売り上げを20%アップ
主な結果:1日30件のテレアポの実施

 

こうして5章を読み終わりましたとさ
技術的負債の話は中々面白かったです
これをもとに組織でのコミュニケーションを改善していきたいと思います

関連記事:

    None Found

Pocket