マスタカといえばVPoEになる男!
チャッピーに聞いたらお前は経営を学べと言われたので
本書を読んでみたわけだ
以下、内容
・本書の内容と読んだ箇所
本書は600ページととても厚い
VPoEで必要なのは以下と言われたので以下のみ読んだ
第3章 リソース・ベースド・ビュー(RBV)
第4章 SCP対RBV、および競争の型
第6章 情報の経済学2(エージェンシー理論)
第7章 取引費用理論(TCE)
第12章 知の探索・知の深化の理論1
第13章 知の探索・知の深化の理論2
第15章 組織の知識創造理論
第17章 ダイナミック・ケイパビリティ理論
第28章 社会学ベースの制度理論
・RBV
企業のリソースに価値があり、希少で、模倣が難しく、組織が活用できる場合に競争優位をもたらす
そのためエンジニア組織ではエンジニアがこのリソースに該当する
・競争の型
IO型の競争
完全競争
参入障壁を作り、ライバルとの競争を避ける
SCPに基づく戦略
チェンバレン型の競争
独占競争
すでに差別化されてるのでどう勝つか
RBVに基づく戦略
シュンペーター型の競争
不確実性が高く柔軟な対応が必要
イノベーションに基づく戦略
ITはここに該当し、アジャイルのような考え方が重要
・上司と部下の関係
上司は部下に一生懸命働いて欲しい
部下はなるべくサボりたい
これを解消するのが、モニタリングとインセンティブ
・ホールドアップ問題
不測事態の予見が困難
取引の複雑性
資産特殊性
の取引コストが重なると足下を見られるホールドアップ問題が起きる
これを解消したい場合は内製化するしかない
ITシステムも同様で、請負で出すとこの問題が起きる傾向がある
・外注か内製か
取引コストが高いなら内製化したほうが良い
システムも同様で、一社しか保守できない状態が続くと同様の問題が起きるので
内製化したほうが良いだろう
・イノベーション
イノベーションは既知の知と既知の知の組み合わせ
自分の現在の認知範囲外の知を探索して組み合わせることが重要
そのため、知の探索が必要
知の探索を実施するため、例えばダイバーシティがある
だからグローバルチームは強い
また、知の探索の幅はトップ、さらに経営者であるほうが大きいべきである
それはブレイクスルーをビジネスに変える必要があるからだ
・知の創造の動的プロセス
共同化(暗黙知->暗黙知)
背中を見ることや議論すること
表出化(暗黙知->形式知)
エモいって言葉が若者にしかわからない
これは若者は共同化ができていて暗黙知が共通化できてるから
これは会社の信条を出すことに似ている
連結化(形式知->形式知)
形式知を語ること
内面化(形式知->暗黙知)
新たな暗黙知として個人・集団・組織のノウハウとして会得する
・ダイナミックケイパビリティ
急速に変化するビジネスの中で内外のリソースを組み合わせて対応する企業固有の能力・ルーティン
・制度理論のプレッシャー
強制的圧力
法制度の圧力のことで、女性管理職の割合が法律で決められる等
模倣的圧力
皆がやってるから。ノー残業デー等
規範的圧力
銀行員らしい服装等
強制的圧力を変えたければロビーイング
規範的圧力を変えたければ啓蒙活動
模倣的圧力を変えたければ仲間を巻き込む成功の積み重ねる
とても学びのある本でした
厚いのでかいつまんで読むのがおすすめです!
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