[書評] エンジニアリングマネージャーのしごとを読んでEMのスキルが上がった(前半)
の続編
後半の感想だよ
退職
・祝福して送り出す
新しい仕事がうまくいかなければ、もとの役割に戻っても良いと伝える
十分なセーフティーネットを提供しましょう
・悪い退職理由
報酬
昇給額に不満がある
同僚との問題
性格上の問題で毎日イライラし限界がきた
キャリアアップ
大きくキャリアラダーが上れる様な役割のオファーを受けたから
挑戦や新しい経験の欠如
仕事に飽き飽きしていた
・退職の相談を受けた場合
対象者を現職に残ってもらいたいなら周囲に協力を求める
上司、HR、部門内のマネージャー
基本的にはカウンターオファーを出す流れになる。
結果、これを出すと会社内に不均衡を生むことになるのでそこまでしたいかを考えること
コーチング
・相手の頭の上に吹き出しを浮かばせておく
解決策が分かっていても何をすべきか教えてはいけません
吹き出しを相手に押し返す
プロジェクト
・PJのへの注目が集まったときの対応
チームの足並みを揃える
週次報告を上げる
頻繁にリリースする。コードは隠さない
現実的な選択肢を取る。ex.暫定対応等を取る
正面からリードする
・人が増えるとどうなるか
遅れてるPJへの要因追加はプロジェクトをさらに遅らせるだけ
人が増えるとコミュニーケーションを増やす必要があるため
結果、一人当たりの生産性が下がる
・スピードについて文句を言われない様にするためにやること
複雑であることをステークホルダーに伝える
進捗を示す
・スコープ
mustとその他に分解する
情報
・情報は3つに分類する
完全機密:リストラ等
密閉箱:誰もが知っているが、内容は機密なこと。例えば給与交渉等
解放性:共有できること
密閉箱はみんなの役に立つ場合に限って周知する
時間
・引き受ける仕事量
フルで引き受けずに85%の仕事のみをうける
残りの15%は割り込みに使う
キャリア
・ICのトラック
L1:ジュニア
L2:エンジニア
3~7年の経験
ほとんどの問題に一人で対処できる
L3:シニア
7年以上の経験がある
他チームからも相談を受ける
L4およびL5:スタッフ
L6以上:プリンシパル
専門知識と影響で価値を発揮する
ICの影響力は以下
ICが書いたコード
周囲との協調性
メンターシップ
革新的なアイデア
周囲のエンジニアに対する影響力
ビジネスの損益に対する影響力
・マネジメントのトラック
L3:エンジニアリングマネージャー
L4:エンジニアリングディレクター
マネージャーとして実績があり、複数チームの責任者
L5およびL6:エンジニアリング担当VP
複数チームのエンジニアリング部門を運営している
L7以上:CTO
非常に面白い本でした。
エンジニアリングマネージャーを目指す人や
現在担当している人にはぜひおすすめしたいです!