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97 Things Every Engineering Manager Should Knowの79-94まで読んだ

97 Things Every Engineering Manager Should Knowの60-78まで読んだ
の続編

マスタカと言えばエンジニアリングマネージャー
そんなわけで知るべきことは多いため本書を読んでみた
79-94を読んだのでまとめる

以下、内容


・新人マネージャーが知るべき6つのこと
ゼロにする
マネージャーになってすぐはプラスよりむしろチームにマイナスを与えることがある
何かを変える前にはよく聞いてよく理解しよう
そしてマイナスをなくすことを考えよう
「はい」ということを学ぶ
意識か無意識かに関わらず壁を作らないようにしよう
時間ある?って聞かれたら「はい」って答えよう
忙しいときは「はい、何時ならどう?」って答える
「いいえ」ということを学ぶ
要求に優先度をつけ、「いいえ」ということで目標を達成することを学ぼう
これらができないと自身とチームの健康を害する
1on1
1日に2つも3つもやらない。精神的に疲れる
ステータスアップデートに使わない
技術に居続ける
エンジニアリングマネージャーになる上で技術スキルと経験は有用
自身が慣れた枯れた技術は使いやすいが実際に必要かは考える必要がある
他人に任す
自身が全部やってはいけない
他人のミスを受け入れる
問題が起きたら復帰させる

・マネージャーがコード書くかどうか
昼にマネージャーやって夜にコーダーやる
そうすると部下からは邪魔に思われ、さらに自身が燃え尽きる
自身がコード書くようであれば、移譲がうまくないか、計画がおかしい

優先度は以下でやる
1.マネージメント
2.コードレビュー
3.設計
4.バグフィックス
5.内部ツールの開発と自動化の実施

動かせないタスクは持ってはいけない
マネージャーは流動的に動く必要がある
ある日は部下と話
ある日は考え
ある日は火消しする

 

・部下に対してやってはいけないこと
1on1を勝手にスキップするのはやってはいけないこと
スキップするのは部下にあたなは重要でないと言ってることになる

ボスは部下のキャリアと資産に対してコントロールできることを忘れてはいけない
プロジェクトよりも部下を気にする。そうすると在職期間が伸びる

・周りの人に好かれる必要はない
好かれることを第一に置くと良い決断ができない

・信頼はリーダーシップの道具
人間は恐怖に突き動かされて働きたくはない

部下は自身に意見を述べてほしいし
部下は成長してほしい
そうなると必要なのは信頼になる

・不満を好きになる
部下からの不満は組織の改善点になる

前提として不満は信頼があるから伝えられるもの
信頼してなければ不満をボスに上げることはない

不満をいつも上げることはない
なので上がる不満は部下にとって重要なもの

 

・チームの安定性
チームが安定すると、パフォーマンスが良い・品質が安定する

・自己組織化されたチームの三つの要素
ゴール(vision)
短くて具体的なゴールは簡単に理解される
ルール(culture)
これはシンプルにする
多いと無視される
緊張(motivation)
たいていは時間によってもたらされる
たまに挑戦的な課題でもたらせることもある

・リモートチームのマネジメント
デイリースタンドアップで一言いうことを勧める
新しいメンバーは最初の二週間は直接会うようにする

介護等の自宅の作業がないか尋ねるようにする

ビデオ通話を始めるようにすると全員がビデオ使うようになる

・プログラマはなぜただコードを書きたいのか
どんな理由があろうとも最初の数ヶ月部下の提案を却下し続けてはいけない
その場合違かった形でコードを書くことに挑戦してくる

文化はグループの生活様式である
振る舞いや価値や信条が反映される
もし好きでない振る舞いを発見したら変えましょう

・人間をソフトウェアのように扱ってはいけない
部下をAPIにしてレポートを返却するようにしてはいけない
情報共有という意味ではよさそうだが、良い決断を導くことができない
コーチングもできない

 

・ささいなことを提案される
パーキンソンの凡俗法則と呼ばれる
提案すると些細なことを集中して提案されるか、まったく違った提案を受けることがある

なぜこれが起きるかというと
ステークホルダーが全部を理解することが不可能なため

他人がささいなことを言ってくる場合は忍耐強く理由を説明する
チームとして一番避けるのは曖昧な説明をすること
この結果ささいな指摘が入るのであれば説明側が悪い

自分達がささいなことを言ってると言われる場合は
要求を持ってきて解決策は提示しないようにする
質問に対してきちんと相手が答える場合は判断を受けいれる

 

・MTGのやり方
紙のコピーを持ってくる
15分間まず読む
25分間ページごとに対して各自が質問する
15分間結論を議論する
5分間MTGを閉じる

 

・面接の質問
3つの強みと3つ弱みを教えてください
と質問すると
偽の解答をする人がいて、技術的に強い人が省かれ話がうまい人が残る
ので避けないといけない

じゃあ、何を聞けば良いかというと以下が良いのではとのこと
過去6ヶ月で学んだことを教えてください
失敗から何を学んだか教えてください
この仕事に対して十分なスキルがありますか?

 

本書はとても良い本でした
エンジニアリングマネージャーになったらぜひ読んでみてください

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