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エンジニアリング統括責任者の手引きの第1章〜第4章のまとめ

エンジニアリング統括責任者の手引き

エンジニアリング統括責任者を読み始めたマスタカです
マスタカといえば小学校2クラスのマネジメントをしているマネージャー
そんなわけで事実上のVPoEをやっている
本書を読んでスキルを上げようと思ったわけだ
以下、内容


統括責任者になるには
・エンジニアリング統括責任者は一点もの
面接でどうしてなりたいかと聞かれるが、模範解答は以下で名声に惹かれる人を除外したいための質問
統括責任者の直属で働いていたから
以前大企業だったので、小さい組織でオーナーシップを持ちたい

統括責任者を見つけるプロセスは体系化されてないのでルールはない
採用だけでなく職務もさまざまである。
例えばPMが入ることもある

・90日で成果を出すためにまずやること
– ビジネスの仕組みの確認
お金がどこからきてどこに流れているか
– 企業文化について
– ステークホルダーと健全な関係を築けるか
エンジニアリング組織に何を求めているか
– エンジニアリング組織は適切な仕事を効果的に実行しているか
アイデアが実現されるまでの流れや、仕事の割り当て方法
– 品質は高いか
ツールがサポートしているか
– エンジニアリング組織は士気が高く開放的か、誰が成功しているか成功していないか
– 仕事のベースは長期的に維持できるか

・オンボーディングのタスク
– CEOに期待を提示してもらう
– 何が真の問題で早急な対応が必要なのか
– 傾聴ツアーに出かける
30人未満なら個人面談をやるのを目標にする
– 1on1やスキップレベルMTGを設定する
ただし週にどれだけの時間を割り当てるか等考える余地はある
– 観察していることを共有する
全社MTGがあるならそこで
– 定例のMTGに参加する
– サポートチケットを観察する
– 顧客、パートナーMTGに参加する
成功に不可欠な外部の人とどうやって接しているか確認する
– データの取得方法を学ぶ
自分でクエリを投げて、最初の探索を行えるようにしておく

・新卒向け
20-40ルール
20分は自力で取り組み、40分を超える場合はヘルプを求める

 

戦略の立て方
・基本方針の決め方
– 組織のバリューに合わせて適用可能であるもの
– 方針を決めることで組織がスムーズに進むことを推奨できるもの
例えばプログラミング言語を固定する等

また、戦略はトップダウンで決めてスケーリングさせる

 

計画の立て方
・エンジニアリング組織の財務計画
以下3つにわけて管理する
– 人件費
– 本番環境の運用コスト(クラウドコスト、ベンダーコスト)
– 開発コスト(開発環境に関連するベンダーおよびホスティングコスト)

・組織構造の設計
– 最大8名のチームに分割する
– それぞれのチームを4~6のクラスターにグループ化する
各クラスターにマネージャーと担当分野を設定する
– 5-7のクラスターになるまで再起的にグループ化を続ける
200人企業では複数の階層が必要になる

・組織のリソース配分を決定する
比率を動かすのが仕事
例えば横断プロジェクトを6月は63%、7月は75%にする等

また効果が出ていないプロジェクトについては変曲点が現れるまで投資継続するべき。
今効果が出ていなくても今後効果がでるかもしれない
また、追加投資する場合には、すでに効果が出尽くしていて追加しても効果が変わらないかもしれない

 

まだまだ続くよ

エンジニアリング統括責任者の手引き

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