エンジニアの知的生産術 ──効率的に学び、整理し、アウトプットする (WEB DB PRESS plusシリーズ) 新品価格 |
エンジニアの知的生産術
を読んだ
マスタカと言えば知的生産工場
そんなわけで本書を読んでみた
以下、内容
・本書の内容
インプットとアウトプットについて体系的に学べる本
エンジニアと書いてあるが、プログラミングが例になってる箇所があるだけで
エンジニアじゃなくても読める本になってます
ここから面白かった点を書いていく
・やる気
何かを学ぶにはやる気がいる
やる気を出すことよりも、どういう対象ならやる気がでるか観察しよう
そして、やる気の炎が点いたら、やる気を維持するためにゴールを明確にしよう
何か英語やりたいんだけど、とりあえず適当にやるだとまずやる気は続かない
また、最初から詳細を知ろうとするのはよくないゴール
・知りたいこと
まずは知りたいことをやりましょう
知りたいという気持ちがやる気を高めてくれる
・必要になったら勉強しろ
今自分が必要だと思っていることをやることがやる気を高める
・遅延評価的勉強法
本を1ページから読まずに必要なところから読む
そうやって断片的に集めた情報をジグソーパズルを組み上げること
・Matzのソースの読み方
面白そうなところをつまみ食いして先人の知恵を学べば十分
目的を持って読むこと
・ソースコードを読む技術
詳細は最後で、まずは全体像から
ドキュメントを読む
ディレクトリ構造を読む
ファイル構成を読む
略語を調査する
データ構造を知る
関数同士の呼び出し関係を把握する
関数を読む
・速読
速読して情報入力を増やしても理解できる量は増えない
・読書の価値
本の著者の力 * あなたの経験値 * あなたのビジネス力
さらに、これを読書に費やした時間で割ると投資効果
あなたの経験値:有用な情報を取り出す力 + 今までの経験 + 経験と情報からモデルを組み立てる力
あなたのビジネス力:情報収集力 + 顧客ニーズを理解するためのモデルを組み立てる力 + 顧客に見せて検証する力
重要なことは読書の価値は本だけで決まらない
・本の種類
登山型:概念を積み上げるタイプ。手前をおろそかにすると困る
ハイキング型:いろんな概念を並べる
数学は登山型で分からなければ先に進めない
物理はハイキング型で一部には目をつむって先に進めていける
・メタファの引き出し方
そのXはどんな種類か
そのXについて他に何かあるか
そのXはどこにありますか
そのXはどの辺りにありますか
そのXは何のようですか
鳥の声と言ったら上の様に質問してみよう
・感想
前半はインプットの話で面白いけど
後半になるにつれて抽象的な話になって創造的な話になっていき辛いなぁって感想
前半はなかなか面白かったです
インプットとアウトプットの方法を体系立てて知りたかったら本書がとっかかりとしてオススメです
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