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[書評]天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ

天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ

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天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ
を読んだ

マスタカと言えば天才
そう、世界が認めた天才である!

そんなわけで凡人に殺されない為に読んでみた
以下、内容


・本書の内容
天才・秀才・凡人の3者を解説する
3者がどのようにコミュニケーションを取っているか
そして、どうしたらコミュニケーションが円滑になるか
という点を解説した本
こういう本今までになかったと思う

・天才と凡人と秀才の関係
天才→秀才:興味がない
秀才→天才:妬みと憧れの感情

天才→凡人:本当は理解してほしい
凡人→天才:理解できないから排除する

秀才→凡人:心の中で見下す
凡人→秀才:天才だと勘違いしてる

・3者の評価の軸
天才:創造性
秀才:再現性、論理性
凡人:共感性

だから3者はコミュニケーションが合わない

・3者の主語
主語が人:凡人に多い
主語が組織やルール、善悪で語る人:秀才に多い
主語が世界や心理で語る人:天才に多い

・凡人の主語
自分、相手、家族や仲間

・秀才の主語
知識:自分が知ってることや経験したこと
善悪:組織にとっての利益やルールなどの善悪

・天才の主語
存在:世界が何でできているか、何が事実で実在しているか
認識:世界をどう認知するか、何が世の中の認知を最大限変えるか

・天才を測る指標がない
天才の創造性はKPIで測れない
だって新しいんだもん

・多数決
世界は圧倒的に凡人が多いので多数決で天才は死ぬ

・創造性の観測
社会から強烈な反発で測る

この方法だと会社は反発恐れて測りにくいのでは・・・

・経営はアートとサイエンス
アートは説明できないがサイエンスは説明できる
なので、アートとサイエンスを同じ土俵で戦わせてはいけない

・二つの領域を行き来する人
天才と秀才を持つ人:エリートスーパーマン
天才と凡人を持つ人:病める天才
秀才と凡人を持つ人:最強の実行者

エリートスーパーマン:再現性・創造性あり
最強の実行者:会社のエース、革新は生まない
病める天才:天才と凡人の橋渡し、構造的に捉えるのが苦手

・才能と武器
創造性と相性の良い武器:アート、起業、エンジニアリング、エンターテイメント
再現性と相性の良い武器:サイエンス、組織、ルール、マネジメント、数字
共感性と相性の良い武器:マーケティング、SNS

 

本書はとても面白い本でした
天才がなぜ他の人と話が合わないか、なぜ理解されないか
ということが論理的に説明された本となっています
とても面白い本だったのでぜひどうぞ

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