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[書評]新 コーチングが人を活かすを読んでコーチング面白そうだなと思った

新 コーチングが人を活かすを読んだ。
マスタカと言えば導く男
そんなわけで本書を読んでみた。

以下、内容


・本書の内容
1つのネタに対して数ページで説明するスタイル
初心者向けでとても読みやすい。

 

コーチングの背景
・コーチングの貢献領域が増えている理由
簡単に正解を見つけることのできない課題の増加
多様性の拡大
イノベーションの必要性

 

コーチングのゴール
・コーチングの結果
未来を創り出す主体的な人材を創ることが最終ゴール

・望んでる状態に持って行く
望んでる状態 = 現在の状態 + 行動
なので、ここに持って行く。

・目標について
飽きるくらいたくさん話す必要がある。
そうすることで、目標に集中しやってみようと思う。

自然に楽しんでやれるような行動であれば無理なく続けられる。

・未来
現状うまくいってないことを指摘することに意識が向きがち。
将来どんなふうになりたいかに目を向ける。

過去をの話をして未来への素材を集める。

・習慣化
行動のプロセスではなく、その先のいいことをイメージする。
そうして習慣になる。

 

コーチングの基本について
・コーチングのやり方
問いを2人の間に置き、一緒に探索しながら相手の発見をうながしていくというアプローチを取る。

・かたまりをほぐす
相手の話を自分の中でどんどん絵に置き換えていくというプロセスの中で
「まだここがはっきりと絵にならないな」という部分を質問にして返していく。

・すぐに答えられる質問をする
小さい質問で相手を慣らす。

・問いかけ方法
なぜの代わりにになにを使う。
なぜ目標達成できなかった?ではなく
なにが目標達成の障害になったのですか?と聞く。

・同じ言葉を繰り返す
コーチングはアメとムチではなく安心感を与える。
そのためには、同じ言葉を繰り返す。

 

コーチング対象について
・コーチングの相手の分類
コントローラー
行動的で人に指図されることを嫌う。
こちらでコントロールしないようにする。

プロモーター
活気のあることを望む。
自分でよく話すが人の話は聞かない。
自由を発揮できる環境を与えることが能力発揮につながる。

アナライザー
物事を客観的に捉えることが得意。
慎重で感情を出さないので、自分の気持ちを言うようには仕向けない。

サポーター
他人を援助することを好む。
承認欲求が強い。
何を望んでいるのかを聞いてあげると信頼関係が深まる。

・誰かとの関係で煮詰まったら
ひたすらその相手についての質問をする。

 

個別の施策について
・相談を持ちかけられたら
きみはどうしようと思うの?と問いかける。

・時間があるなら
答えは与えずに相手を旅に出す。
どうしたら良いか分からないと言われたら
じゃあ、それを見つけるためにはどんな行動が取れる?
と聞き返す。

・正直に自分の気持ちを話す
相手の言葉を聞いて、感じたことを素直に相手につたえてみる。

・嫌なことを話す
嫌なことを話し切ると、やりたいことがわかる。

・エネルギーを補充する
元気のない状態から主体的に行動を起こすのは難しい。
自分のエネルギー補充法を見つける。
その後ガス欠の人の補充する手伝いをする。

・コーチングする人もコーチングされる
部下に「どうすればおれはもっと良い上司になれると思う?」
と言ってみましょう。

 

本書はとてもためになりました。
コーチングについて学びたいときには是非最初に読んでみてください。

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